Zooレポの研究 一覧はこちら 研究概要 研究名 デジタル行動活性化療法による抑うつおよび行動変容に対する効果の探索的検証 研究代表者 神奈川大学人間科学部 / 杉山崇 研究目的 「未病」者を対象として、ゲーミフィケーションを組み込んだ行動活性化アプリ「Zooレポ」とガイダンスを組み込んだ行動活性化アプリ「BEARS」の効果検証を行います。 研究紹介文 私たちは、日常生活活動から気分の改善を狙った行動活性化をゲーム感覚で取り組むことができるスマートフォンアプリケーション「Zooレポ」、および、ガイダンスを用いることで導入ハードルを下げることを試みているWebアプリケーション「BEARS」の効果検証を行います。対象は、18歳から29歳の若者です。対象者は3群に分けられます。第1群(A群とする)では、Zooレポを1ヶ月間プレイしていただきます。第2群(B群とする)では、BEARSを1ヶ月間プレイしていただきます。第3群(C群とする)では、通常どおり生活を送っていただきます。 ご参加いただいた方には、研究期間前、期間中(週次)、期間後、2週間後に質問紙への回答をお願いしております。 研究の背景 行動活性化は、日常的な活動を観察しながら、患者にとって価値のある行動の習慣化を目指し、行動の変容から気分の改善を狙った治療手続きです。 従来の手続きでは、この観察記録を紙媒体で行うため、課題の継続や遂行が課題に上がっています。これを解決するために、Internet based BA(iBA)を開発している試みもあります。 さらに、こうした課題遂行のための仕掛けとして、ゲーミフィケーション(治療コンテンツをゲームとして提供する)が注目されています。これにより、気を張らずに楽しんで行動活性化に導入することが期待できます。他方、課題に取り組むよう促すための仕掛けとして、ガイダンス(あらかじめ取り組むことを説明すること)も効果的であると言われています。私たちの研究では、前者を「Zooレポ」、後者を「BEARS」を使用し、それぞれの効果を検証します。 Zooレポの研究 研究概要 研究対象者募集 研究班