Another Meの研究 一覧はこちら 研究概要 研究名 Another Meによる人間関係構築支援の検証について 研究代表者 宮﨑 智之 教授 研究目的 本研究では、対話再現を用いることで対人不安の低減が可能かという仮説の下、自身のAnother Me(自分自身を模した自律的に動くアバター・キャラクタ)と他者とのコミュニケーションを視聴することで、オンライン対話時の緊張や不安が緩和される可能性について調べることを目的としています。 研究紹介文 私たちは、Another Me(自分自身を模した自律的に動くアバター・キャラクタ)動画視聴が、初対面の人と話すときの緊張を低減させる可能性について検証を行っています。本研究は18歳以上の一般成人を対象としております。研究対象者は、介入群(自身のAnother Me動画視聴群)と対照群(他者のAnother Me視聴群)にランダムに割り付けられます。各群、Another Me動画を視聴し、その後初対面の人とオンライン対話を行っていただきます。webアンケートとウェアラブルデバイスを用いて緊張や不安の評価を行います。 研究の背景 現代社会ではニートや引きこもりなどの社会適応に困難を抱える若者の数が増えており、厚生労働省(2007)はそのような若者の約80%が対人関係に不安を感じ、対人恐怖がその一因であることを指摘しています。 近年、COVID-19の影響で普及したテレワーク、オンライン授業、そして学会のオンライン開催が、対人不安を抱えていた人々にとって社会参加の機会を拡げたとされています。対人恐怖が高い人々は、対面でのコミュニケーションよりもメールやSNSを利用したComputer Mediated Communicationの方が、対話がしやすいと感じる傾向があることが示されています。私たちは、人間関係構築支援の一つとして、デジタルツインが有効かどうかを検討します。 Another Meの研究 研究概要 研究対象者募集 研究班 お問い合わせ